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ChatGPT Plus料金ガイド(2025年):日本円価格・支払い方法・請求書/領収書まで徹底解説

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早川 誠司|生成AI活用コンサルタント/業務効率化アドバイザー

「ChatGPT Plusにアップグレードしたいけど、結局日本円でいくらになるの?」「クレジットカード以外でも支払える?」「支払い方法の登録って難しくない?」「もしカードが拒否されたらどうしよう…」「仕事で使うから領収書が欲しいんだけど、もらえるのかな?」

ChatGPT Plusの導入を検討する際、料金や支払いに関する疑問は尽きませんよね。特に海外サービスであるため、日本円での扱いや手続きに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

この記事は、そんなあなたのための実践的な料金・支払いガイドです。ChatGPT Plusの基本的な料金体系から、日本円での実際の支払額、利用可能な支払い方法とその手順、支払いトラブルの解決策、そして経費精算に必要な請求書・領収書の発行方法まで、あなたが知りたい情報を網羅的に解説します。

(ChatGPT Plus自体の機能や無料版との違いについては、ChatGPT Plusとは?無料版との違いをご覧ください。)

目次

ChatGPT Plusの料金体系:月額・年額プランは?

まず基本となる料金体系です。

  • 月額料金: ChatGPT Plusの料金は、月額$20 USD です(2025年4月時点)。
  • 年額プラン: 現在のところ、年額プラン(年払いによる割引など)は公式には提供されていません。月額払いのみとなります。
  • 価格変動の可能性: 今後、料金体系が変更される可能性はあります。契約前には必ずOpenAI公式サイトで最新の料金を確認するようにしましょう。

少しでも安く使いたい方は、ChatGPT Plusを安く使う方法の記事も参考にしてみてください。

日本円での支払い金額はいくら?税込み価格と計算方法

「月額$20って、日本円だと結局いくらなの?」これは最も気になる点の一つですよね。

  • 為替レート: 支払額は、決済時の為替レートによって変動します。例えば、1ドル150円であれば、$20 × 150円 = 3,000円 となります。
  • 消費税: 日本から利用する場合、別途日本の消費税(10%)が加算されます。
  • 計算式: 請求額の目安は (月額$20 × 為替レート) + 消費税(10%) となります。
  • 実際の請求額: クレジットカード会社や決済サービスによって適用される為替レートや手数料が異なる場合があるため、最終的な請求額は利用明細で確認するのが確実です。

例えば、1ドル155円の時に決済された場合:

($20 × 155円) = 3,100円

3,100円 + 消費税10% (310円) = 3,410円

これが日本円での請求額の目安となります。

ChatGPT Plusの支払い方法:使える種類と登録手順

ChatGPT Plusでは、主に以下の支払い方法が利用できます。

支払い方法利用可否備考
クレジットカード◎ (主要)Visa, Mastercard, American Express など主要国際ブランドに対応
デビットカード△ (一部)発行元によっては利用できない場合あり
Apple Pay○ (アプリ経由)iOSアプリから登録する場合に選択可能
Google Pay○ (アプリ経由)Androidアプリから登録する場合に選択可能
PayPal△ (限定的)日本では現在、標準的な選択肢ではない可能性
プリペイドカード× (原則不可)利用できないケースが多い
銀行振込× (不可)対応していません

支払い方法の登録・変更手順(Webサイトの場合):

  1. ChatGPTにログイン後、左下の自分のアカウント名をクリックし、「My plan」を選択します。
  2. 「Manage my subscription」ボタンをクリックすると、支払い管理ページ(Stripe社の画面)に遷移します。
  3. 「Payment Method」セクションで「+ Add payment method」をクリックします。
  4. クレジットカード情報を入力します(カード番号、有効期限 MM/YY、CVC)。
  5. 請求先住所(Billing address)を入力します(日本の住所でOK)。
  6. 「Add」ボタンをクリックして登録完了です。
  7. 支払い方法を変更・削除する場合も、この「Payment Method」セクションから行えます。

※アプリ経由で登録する場合は、App Store / Google Playに登録されている支払い方法が利用されます。

※支払い情報の安全性については、ChatGPT Plusのセキュリティとプライバシーもご参照ください。

クレジットカードが拒否される?支払いできない原因と対処法

いざ登録しようとしたら「カードが拒否されました」と表示されることがあります。焦らずに以下の点を確認してみましょう。

  • よくある原因:
    • 入力ミス: カード番号、有効期限(月/年を逆にしているなど)、CVC(セキュリティコード)の入力間違い。
    • 有効期限切れ: クレジットカード自体の有効期限が切れている。
    • 利用限度額超過: カードの利用可能額を超えている。
    • 海外利用/不正利用検知: カード会社が海外サイトでの決済や不正利用を疑ってブロックしている(よくある原因です)。
    • デビット/プリペイド非対応: 利用しようとしたデビットカードやプリペイドカードが対応していなかった。
    • OpenAI側の問題: まれにOpenAIまたは決済代行会社(Stripe)側のシステムに一時的な問題が発生している。
  • 対処法:
    1. 入力情報を再確認: まずは入力ミスがないか、有効期限は正しいか、落ち着いて確認しましょう。
    2. 別のクレジットカードを試す: 他にカードがあれば、そちらで試してみます。
    3. カード会社に問い合わせる: 「OpenAIという海外サービスで利用したいがブロックされていないか?」と確認します。セキュリティロックを解除してもらう必要がある場合があります。(経験上、これが原因のケースが多いです)
    4. 時間をおいて試す: 一時的なシステムエラーの可能性もあるため、少し時間をおいてから再度試します。
    5. アプリ経由で試す: Webでダメでも、スマホアプリ経由(Apple Pay/Google Pay)なら通る場合があります(逆もしかり)。
    6. どうしても解決しない場合は、ChatGPT Plus エラー・トラブルシューティングの記事や、OpenAIサポートへの連絡を検討しましょう。

請求書(インボイス)と領収書の発行方法

仕事で利用する場合など、経費精算のために請求書や領収書が必要になりますよね。ChatGPT Plusでは以下の方法で入手できます。

  • 請求書(インボイス):
    • 支払い管理ページ(「Manage my subscription」からアクセス)の「Billing history」または「Invoices」セクションに、過去の支払い履歴が表示されます。
    • 各支払い履歴の詳細を開くと、「Invoice」または「Receipt」としてPDF形式でダウンロードできます。これが公式な請求書(兼領収書)となります。
    • 記載内容: 請求日、請求期間、サービス名(ChatGPT Plus Subscription)、金額(USD)、OpenAIの情報などが記載されています。
    • 日本のインボイス制度対応: 現時点(2025年4月)で、個人向けPlusプランのインボイスが日本の適格請求書の要件を完全に満たしているかは不透明です。必要な場合は、税理士や経理担当にご確認ください。(Team/Enterpriseプランでは対応が進んでいる可能性があります)
  • 領収書(レシート):
    • 上記インボイスが領収書としても機能します。
    • 支払い完了時に登録メールアドレス宛に送られてくる支払い確認メール(Receipt)も、簡易的な領収書として利用できる場合があります。保管しておくと良いでしょう。
    • 日本円表記: インボイス/レシートは通常USD表記です。日本円での経費精算が必要な場合は、クレジットカードの利用明細などを補足資料として添付する必要があるでしょう。

法人契約・経費精算時の注意点

法人としてChatGPT Plusを利用する場合や、個人で利用して経費精算する場合の注意点です。

  • 法人カードでの支払い: 問題なく利用できます。
  • 経費精算: 上記の方法でインボイス(領収書)を取得し、必要に応じてカード利用明細を添付して申請しましょう。勘定科目は「通信費」「支払手数料」などが一般的ですが、社内規定に従ってください。
  • 複数人での利用: ChatGPT Plusは個人向けプランであり、1アカウントを複数人で共有することは規約で禁止されています。チームで利用したい場合は、管理機能やセキュリティが強化されたChatGPT Team/Enterpriseプランの導入を検討してください。
  • インボイス制度: 適格請求書発行事業者登録番号などが必要な場合は、個人向けPlusプランでは対応していない可能性が高いです。Team/Enterpriseプランでの対応状況を確認するか、税理士にご相談ください。

より詳細なプラン比較は【完全ガイド】ChatGPT有料プラン(Plus/Team/Enterprise)徹底解説ChatGPT有料プランの料金徹底分析をご覧ください。

まとめ:ChatGPT Plusの料金と支払いを理解してスムーズに導入しよう

今回は、ChatGPT Plusの料金体系、日本円での支払額、支払い方法、トラブルシューティング、請求書・領収書の発行方法について、実践的なガイドとして解説しました。

  • 料金: 月額$20 USD + 消費税(日本円価格は為替レートで変動)
  • 支払い方法: クレジットカードがメイン。アプリ経由ならApple/Google Payも。
  • トラブル: カード拒否時は入力ミス、有効期限、利用制限、カード会社のブロックを確認。
  • 請求書/領収書: 支払い管理ページからPDFでダウンロード可能(USD表記)。

これらの情報を参考に、料金や支払いに関する不安を解消し、スムーズにChatGPT Plusを導入・活用いただければ幸いです。

早川 誠司(執筆・監修専任)
生成AI活用コンサルタント/業務効率化アドバイザー
大手IT企業でDX推進に従事後、独立。100社以上の中小企業に生成AIソリューションを提供。「すぐ使える業務効率化」をモットーに発信中。
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