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ChatGPT Plusを安く使う方法7選!割引・無料トライアル・お得な裏技まで紹介【2025年最新】

ChatGPT Plus安く使う 割引・無料情報まとめ

早川 誠司|生成AI活用コンサルタント/業務効率化アドバイザー

「ChatGPT Plus、すごく便利そうだけど月額$20はちょっと高いなぁ…」

「なんとかして、もう少し安く使う方法はないのかな?」

「無料トライアルとか、学割とかって無いの?」

「ネットで見た怪しい方法って、本当に大丈夫…?」

ChatGPT Plusの高性能・多機能ぶりは魅力的ですが、やはり気になるのは月額料金ですよね。少しでもコストを抑えたい、お得に利用したいと考えるのは当然のことです。

この記事では、ChatGPT Plusを安く使うための様々な方法を、公式情報からインターネット上で囁かれる非公式な「裏技」まで、その実現可能性極めて重要なリスクを含めて徹底的に解説します。

注意: この記事では様々な方法を紹介しますが、特に非公式な方法にはアカウント停止やセキュリティ上の重大なリスクが伴います。安易な情報に飛びつく前に、必ずリスクを理解し、安全な方法を選択してください。

(ChatGPT Plusの基本料金や支払い方法については、ChatGPT Plus料金ガイドで詳しく解説しています。)

目次

ChatGPT Plusの通常料金をおさらい

まず、基本となる料金を確認しておきましょう。

  • 月額料金: $20 USD + 日本の消費税 (10%)
  • 日本円での支払額: 為替レートにより変動 (例: 1ドル155円なら税込3,410円程度)
  • 年額プラン: なし (2025年4月時点)

この料金を少しでも抑えるための方法を探っていきましょう。

【公式】ChatGPT Plusをお得にする方法

まずは、OpenAIが公式に提供している(または提供していた可能性のある)お得な方法を見てみましょう。

方法1:公式キャンペーンやプロモーションを待つ

多くのサブスクリプションサービスでは、期間限定の割引キャンペーンが実施されることがあります。しかし、現時点(2025年4月)で、ChatGPT Plusに関する定常的な割引キャンペーンやプロモーションコードは、残念ながらほとんど提供されていません

ブラックフライデーなどの大型セール時期に特別なオファーが登場する可能性もゼロではありませんが、期待度は低いと言わざるを得ません。最新情報はOpenAIの公式サイトや公式ブログ、SNSを定期的にチェックするのが良いでしょう。

方法2:無料トライアル期間を利用する(※現在提供されているか注意)

「まずは無料で試してみたい」というニーズに応える無料トライアルですが、こちらも現在、日本国内でChatGPT Plusの公式な無料トライアルは、一般向けには提供されていないようです。

過去に一部のユーザーや地域限定で提供された事例はあるかもしれませんが、現時点では「無料トライアル」を謳う非公式サイトや怪しい情報には注意が必要です。公式からの案内がない限り、安易に登録しないようにしましょう。

方法3:学割・教育機関向け割引(※Plusでの提供状況に注意)

学生や教職員向けの割引(学割)も期待したいところですが、現時点では個人向けのChatGPT Plusプランに対する公式な学割制度は提供されていません

OpenAIは教育機関向けに別途プログラムを提供している可能性はありますが、個人がPlusを安く利用できるものではないようです。GitHub Student Developer Packなどの連携サービスの特典に含まれる可能性も低いでしょう。

結論として、現状では公式な手段でChatGPT Plusの月額料金を直接的に安くする方法は、ほぼ無いと言ってよいでしょう。

【非公式・裏技】ChatGPT Plusを安く使う方法(※注意点あり)

ここからは、インターネット上で見かけることがある「非公式」な方法や「裏技」と呼ばれるものについて、その仕組みと極めて重要なリスクを解説します。これらの方法はOpenAIの利用規約に違反する可能性が高く、アカウント停止などの深刻な結果を招く可能性があるため、絶対に推奨しません。

方法4:年払いプランで割引?(※現状Plusには無し)

「年払いにすれば安くなるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、前述の通り、現時点(2025年4月)でChatGPT Plusには年額プランが存在しません。将来的に導入される可能性はありますが、今のところ月額払いのみです。

方法5:支払い通貨が安い国を経由する(VPN利用のリスク)

一部の国では、物価水準などを考慮して、同じサービスでも米ドル建ての価格が異なる場合があります(例:トルコ、アルゼンチンなど)。VPN(仮想プライベートネットワーク)を使って、あたかもその国からアクセスしているように見せかけ、その国の価格で契約しようという方法です。

  • 【重大なリスクと注意点】
    • 利用規約違反: OpenAIの利用規約では、居住国を偽ってサービスを利用することは禁止されている可能性が高いです。
    • アカウント停止(BAN): 規約違反と判断された場合、ChatGPTアカウントが永久に停止されるリスクがあります。一度BANされると、再登録も困難になる可能性があります。
    • 支払い手段の問題: 現地の通貨に対応した支払い方法(クレジットカードや決済サービス)が必要になる場合が多く、日本のカードでは決済できない可能性があります。
    • 法的・倫理的問題: VPNを使った地域制限の回避は、法的な問題や倫理的な問題を含む場合があります。
    • 結論:リスクがメリットを大幅に上回るため、絶対に推奨しません。

方法6:アカウント共有・グループ購入(※規約違反のリスク)

家族や友人と1つのChatGPT Plusアカウントを共同で購入し、パスワードを共有して費用を分担するという方法です。

  • 【重大なリスクと注意点】
    • 利用規約違反: OpenAIの利用規約では、個人アカウントの共有は明確に禁止されています。
    • アカウント停止(BAN): 規約違反が発覚した場合、アカウントが停止されるリスクがあります。
    • 同時利用の制限: 複数人での同時利用が制限されたり、不安定になったりする可能性があります。
    • プライバシー侵害: チャット履歴などが他の共有者に見られてしまうため、プライバシーが守られません。個人情報や機密情報の入力は絶対にできません。(セキュリティ記事参照)
    • Teamプランの存在: OpenAIは複数人での利用を想定したChatGPT Teamプランを公式に提供しています。アカウント共有は、この公式プランを回避する行為とみなされます。
    • 結論:規約違反であり、プライバシーやセキュリティのリスクも高いため、推奨しません。

方法7:「合租(共同購入)」プラットフォームの利用(※危険性大)

主に中国などで見られる、見知らぬ第三者が運営するプラットフォームを通じて、ChatGPT Plusアカウントを非常に安価で「共同レンタル」するというサービスです。「合租」などと呼ばれます。

  • 【重大なリスクと危険性】
    • 極めて高いアカウント停止リスク: OpenAIはこれらの非公式な共有サービスを厳しく監視しており、発覚次第アカウントは即座に停止される可能性が高いです。
    • 詐欺・不正利用のリスク: プラットフォーム自体が悪意を持っている場合、支払い情報や個人情報が盗まれたり、不正利用されたりする危険性が非常に高いです。
    • セキュリティリスク: 共有アカウントを通じてマルウェアに感染したり、機密情報が漏洩したりするリスクがあります。
    • サービスの信頼性ゼロ: いつサービスが停止されるか分からず、支払ったお金が無駄になる可能性が高いです。
    • 結論:最も危険な方法であり、絶対に利用しないでください。

非公式な方法のリスクまとめ

方法主なリスク推奨度
VPNによる地域価格差での契約規約違反、アカウント停止、支払い不可、法的・倫理的問題× 非推奨
アカウント共有・グループ購入規約違反、アカウント停止、同時利用制限、プライバシー侵害× 非推奨
合租プラットフォーム利用アカウント停止(高確率)、詐欺、不正利用、情報漏洩、セキュリティリスク× 絶対禁止

【代替案】Plus以外で高度なAIをお得に使う方法

リスクの高い裏技に手を出す代わりに、以下のような現実的で安全な方法を検討しましょう。

代替案1:ChatGPT APIを利用する(従量課金)

ChatGPT PlusのUIではなく、API(プログラムからAIモデルを利用する仕組み)を使う方法です。

  • メリット: APIは使った分だけ課金される従量課金制です。利用頻度がそれほど多くない場合、月額$20のPlusよりもトータルコストが安くなる可能性があります。
  • デメリット: プログラミングの知識が必要になる場合が多いです。また、Plusの便利なUI(チャット履歴、ファイルアップロードのインターフェースなど)は利用できません。
  • 詳しくはChatGPT Plus APIキー完全ガイドをご覧ください。

代替案2:競合AIサービスを検討する

ChatGPT Plus以外にも、高性能な有料AIアシスタントは存在します。

これらのサービスには無料プランや無料トライアル期間が用意されている場合が多いので、比較検討してみる価値はあります。

代替案3:無料版ChatGPTやGPT-4o無料枠を活用する

そもそも、「本当にPlusが必要か?」を再検討することも重要です。

  • 無料版のChatGPTでも、GPT-4oモデルが制限付きで利用可能になりました。簡単なタスクであれば、無料版で十分な場合も多いです。
  • まずはChatGPT無料版の完全ガイドを参考に、無料版でできることを最大限活用してみましょう。制限に頻繁に引っかかるようになったり、より高度な機能が必要になったりした場合に、改めてPlusを検討するのでも遅くありません。

まとめ:安全かつ賢くChatGPT Plusを利用するために

ChatGPT Plusを安く使いたいという気持ちは理解できますが、現状、公式な割引方法は限定的です。

インターネット上で見かける非公式な「裏技」とされる方法は、OpenAIの利用規約に違反し、アカウント停止やセキュリティリスクなど、代償が非常に大きいため、絶対に手を出さないようにしましょう。特に「合租」のようなプラットフォームは極めて危険です。

コストを抑えたい場合は、

  1. API利用(従量課金)を検討する
  2. 競合サービス(Copilot Pro, Gemini Advancedなど)の無料プランやトライアルと比較する
  3. 無料版ChatGPTの活用で十分か再検討する

といった、安全で現実的な代替案を検討することをおすすめします。

最終的にPlusが必要だと判断した場合は、通常料金を支払って、その強力な機能を安全に活用するのが最も賢明な選択と言えるでしょう。Plusが本当に必要かどうかも、併せて検討してみてください。

早川 誠司(執筆・監修専任)
生成AI活用コンサルタント/業務効率化アドバイザー
大手IT企業でDX推進に従事後、独立。100社以上の中小企業に生成AIソリューションを提供。「すぐ使える業務効率化」をモットーに発信中。
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